日本政府が「新しい資本主義」の実現に向け、社会的な課題の解決を事業の目的とする新たな会社形態の設立に向けた検討に入ったニュースは記憶に新しい方も多いと思います。「パブリック・ベネフィット・コーポレーション」(PBC)と呼ばれる会社形態をもった組織は、米国などで法整備が進みつつある中、今後の日本においても注目が集まっています。
ソーシャルビジネスの法人形態として、NPO法人・一般社団法人などの「非営利法人」または株式会社などの「営利法人」を選択することが一般的ですが、「非営利」かつ「ビジネスの長所」(スピード、柔軟性、事業拡大のしやすさ)を活かして公益的な事業を展開するために、2012年から非営利型株式会社として社会性の高い事業を手がけられてきたPolaris様の活動内容をお伺いし、非営利法人の新たな可能性について、参加者の皆様と理解を深めたいと思います。

■講師:
非営利型株式会社Polaris
市川 望美 氏
取締役ファウンダー/Chief Story Officer/ソーシャルデザイン事業部統括
1972年生まれ。大学卒業後、IT系企業へ入社。2002年長男出産後、育児休業を取得したのち退職。2003年に長女を出産し、年子2人の育児をしながら“当事者発信型・循環型”の子育て支援に従事。NPO 法人せたがや子育てネット理事、アミーゴプリュス合同会社代表社員などを経験。2011年内閣府地域社会雇用創造事業ビジネスプランコンペで起業支援案件として採択され、地域における多様な働き方を支える基盤づくり事業を開始。2012年非営利型株式会社Polaris設立。日本ファンドレイジング協会准認定ファンドレイザー、社会デザイン学修士。

◆非営利型株式会社Polaris
(本社:東京都調布市、代表取締役 大槻 昌美)
Polarisは「誰もが暮らしやすく、はたらきやすい社会の実現」を目指し、特に「潜在的な可能性を秘めた地域の女性たちが身近な地域の中で多様なはたらきかたを実現するための事業」に取り組む 非営利型株式会社。
非営利型株式会社とは(PolarisのHP(外部)へ)

■日時:
2022年6月30日(木)19:00~20:00
※終了後、最大1時間程度質疑など

■対象:
ソーシャルビジネスに興味のある中小企業診断士、社会貢献活動実践者

■開催方法:
あらかじめZoom(無料)をダウンロードし、アカウント登録をお願いします。参加申し込みいただいた方には、ご予約時にご登録いただいたメールアドレスに参加に必要な情報をお送りいたします。

■参加費:
1,000円(一般)
学生、研究会年会費会員は無料
※どなたでもご参加いただけますが、 中小企業診断士については協会非会員は参加できません。
※協会に登録予定で、 初めて参加される中小企業診断士の方は初回に限り無料でご参加いただけます。

■お申し込み方法:
下記のサイトからお申込み下さい。
http://ptix.at/vOUCPN

■参加方法:
参加申し込みいただいた方には、ご予約時にご登録いただいたメールアドレスに参加に必要な情報をお送りいたします。 あらかじめZoom(無料)をダウンロードしてご準備ください。

■問い合わせ先:
ソーシャルビジネス研究会事務局
socialbusiness.kenkyukai@gmail.com