福祉作業所の製品といえば、みなさまはどのようなイメージを持たれるでしょうか。「寄付感覚で」「応援の意味を込めて」製品自体の魅力は二の次で購入していただけることもあるかもしれませんが、やはり製品の付加価値を高めていくことは大切です。なぜなら、製品の魅力を高めることは、結果として工賃の向上に繋がるためです。

B型事業所の福祉作業所の工賃は厚生労働省の調査によると、2019年度の平均月額工賃1万6369円です。 時間給にすると214円となり、同年度の最低賃金(全国加重平均額)の901円を下回っており、就労の観点からも製品の付加価値の向上はとても重要なテーマです。

ソーシャルビジネス研究会10月例会では、障がい者福祉施設やハンディキャップのあるクリエーターの製品に特化したネット通販サイトを運営している特定非営利活動法人PIPPO代表の森井様をお招きし、製品の魅力向上に向けどのような支援ができるのか、参加者の皆様と考えてたいと思います。

多くの方のご参加をお待ちしております。

■講師:
特定非営利活動法人PIPPO
代表理事 森井 優希 氏
20代前半で民間企業に就職したものの、体調を崩し退職。障がい者福祉施設に務める友人から製品の販路開拓について相談を受けたことをきっかけとして、製品の魅力・付加価値を高め、販売するネット通販サイトPIPPOを2018年6月にスタート。
「『福祉』を身近に、日常に」をビジョンに、ショッピングモール「PIPPO」の運営に加え、商品企画・製造・販売を活性化を検討される事業者の方を対象に、実例に基づいたノウハウを紹介する研修会を実施。

◆特定非営利活動法人 PIPPO
(所在地: 東京都葛飾区)
障がい者福祉施設やハンディキャップのあるクリエーターの製品に特化した ネット通販サイトを運営しています。手間なく商品を購入できるネット通販を通して「福祉」の製品を全国に広める活動をしています。
ECサイトはこちら
https://www.pippoec.com/

■日時:
2022年10月20日(木)19:00~20:00
※終了後、最大1時間程度質疑など

■対象:
ソーシャルビジネスに興味のある中小企業診断士、貧困支援に興味のある方、社会貢献活動実践者

■開催方法:
あらかじめZoom(無料)をダウンロードし、アカウント登録をお願いします。参加申し込みいただいた方には、ご予約時にご登録いただいたメールアドレスに参加に必要な情報をお送りいたします。

■参加費:
1,000円(一般)
学生、研究会年会費会員は無料
※どなたでもご参加いただけますが、 中小企業診断士については協会非会員は参加できません。
※協会に登録予定で、 初めて参加される中小企業診断士の方は初回に限り無料でご参加いただけます。

■お申し込み方法:
以下のサイトからお申込み下さい。
http://ptix.at/FeejWQ

■参加方法:
参加申し込みいただいた方には、ご予約時にご登録いただいたメールアドレスに参加に必要な情報をお送りいたします。 あらかじめZoom(無料)をダウンロードしてご準備ください。

■問い合わせ先:
ソーシャルビジネス研究会事務局
socialbusiness.kenkyukai@gmail.com