ソーシャルビジネス研究会12月例会では、株式会社ローランズ代表取締役、一般社団法人ローランズプラス代表、そして、ウィズダイバーシティ有限責任事業組合 発起人である 福寿満希(ふくじゅ・みづき)様をお招きし、中小企業における障害者雇用拡大の活動について学びます。

 障害者雇用においては、法定雇用率の引き上げを受け、大企業を中心に障害者雇用率は年々高まっています。一方で、中小企業側の「障害者雇用を進めたいけれど、環境整備などハードルが高く難しい」、あるいは障害者側の「職域が限定、自分の強みや興味関心・特性に応じた仕事を選ぶことができない」という声は多く、「中小企業の障害者雇用率の低さ」と「障害者の雇用の質」が、現在の課題となっています。
 
 ウィズダイバーシティは、障害者雇用を増やしていきたい中小企業と、障害者雇用のノウハウを持った障害福祉団体が、企業の垣根をこえて参加する有限責任事業組合(LLP)であり、算定特例の認定を受けた日本で最初のLLPです。
 現在は14社が参加(2024年7月現在)し、法定雇用率を大幅に超え、3倍以上(7.51%)の障害者雇用率を実現しています。

 ソーシャルビジネス研究会では、今年度は、“繋ぐ・繋げる”に関わるテーマを重点的に取り上げて学びを深めるコンセプトを掲げています。
今回はウィズダイバーシティの事例を伺うことで、中小企業の障害者雇用にまつわる課題を知り、解決のヒントについて理解を深めます。

12月例会はオンラインとリアルを併用したハイブリッド開催となります。会場で参加できるのは「会場」チケットでお申し込みされた方のみです。お間違えのないようお気をつけください。

※会場(n.5)にお越しの方は例会後に会員同士の懇親会を予定しております。(参加は任意)
懇親会参加につきましては、別途メールにてご希望をおたずねいたします。

■講師:
株式会社ローランズ代表取締役
一般社団法人ローランズプラス代表
ウィズダイバーシティ有限責任事業組合 発起人
福寿満希(ふくじゅ・みづき)様

 「みんなみんなみんな咲け」をスローガンに掲げ、花や緑のギフトや空間装飾サービスを主軸に、障がいや難病と向き合うスタッフを多数雇用する「人を咲かせる花屋」ローランズを運営。従業員80名のうち、55名の当事者が活躍する。心を整えながらチームアップで働く環境を整備し、職場作りの新しい形として注目を集める。
 企業が単独で取り組む日本の障がい者雇用にチームアップ手法を取り入れるため、2019年にウィズダイバーシティLLP(組合)を設立。国家戦略特区と連携し、複数の企業が協業して障がい者雇用を生み出すプラットフォームを構築。14社21名(2024年7月時点)の雇用を作るなど、新しい雇用方法を提案している。
 2023年6月には、花や緑に関わる仕事を目指す障がい当事者の就職を支援する「ローランズフラワーアカデミー(就労移行支援事業所)」、同年7月には地域の障害福祉団体と連携して花栽培家の育成を目指す「ローランズファーム」事業を横須賀でスタート。
事業を通じて、花や植物のように、オリジナルの自分で咲き誇ることの素晴らしさを伝えている。

■日時:
2024年12月19日(木)19:00~20:00
※講演時間は20時迄ですが、講演終了後にご希望の方を対象とした質疑応答時間をご用意しております(最大21:00まで)

■対象:
中小企業診断士、NPO支援団体・NPO法人等ソーシャルセクターにお勤めの方で中小企業をめぐる障害者雇用に関心のある方

■参加費:
1,000円(一般)、学生の方は無料、
当研究会の年会費会員は無料
※どなたでもご参加いただけますが、中小企業診断士については協会非会員は参加できません。
※協会に登録予定で、初めて参加される中小企業診断士の方は初回に限り無料でご参加いただけます。

■お申し込み方法:
こちらからお申込み下さい。
https://peatix.com/event/4192179/

■参加方法:
<会場で参加申し込み頂いた方>
n.5(東京都世田谷区下北沢2丁目23-10 ウエストフロント1F)にて19時開始(受付開始は18時半)で開催致しますので、現地に直接起こし下さい。
※終了後に懇親会を予定しておりますので、会場参加の方には別途ご連絡いたします。

<オンラインで参加申し込み頂いた方>
ご予約時にご登録いただいたメールアドレスに参加に必要な情報をお送りいたします。 あらかじめZoom(無料)をダウンロードしてご準備ください。

■問い合わせ先:
ソーシャルビジネス研究会事務局
socialbusiness.kenkyukai@gmail.com